雑記

エニグマを作る

エニグマ作った。エニグマとはエニグマは第二次大戦時にナチスドイツ軍が使用していた当時最強に堅牢と言われていた暗号化ツール。これはドイツ軍が作ったものではなくて民間企業の商品だったようだ。ただ、エニグマの暗号化端末があまりにも高価すぎて全く…

生の苦しみとは「現実」の問題ではなく「理想」の問題

反出生主義の人が目立ってきたというのは、この世界が苦しみに感じている人が増えているということ。苦しみとは理想と現実の剥離から生まれる。ここで一般的に問題視されるのは「現実」の方なのだけど、本当に問題なのは多くの場合「理想」の方なのではない…

盆踊りを踊りたい

大東京音頭の振り付けを覚える日々。いやまあ日々というほどは頑張ってないが、ともあれあんなのを踊れたら粋である。 しかしこう、昔だったら盆踊りなんて誰かに教わらないと絶対出来なかっただろうけど、今はYoutubeとか見ればなんとかなる。今の世の中は…

世界の成り立ちを1分で読めるくらいの感じで書く

世界の成り立ちを1分で読めるくらいで説明する試み。 ※ 全て私の解釈であり、元となっている情報も現時点では説の域を脱していないものが多い。 ※ 様々な説があるうちもっともらしいものを記載しているけど他にも色々な説がある。 宇宙の始まり宇宙の最初に…

反出生主義批判

最近思うのは、いい人生かどうかというのには将来の可能性がいい方向にも悪い方向にも広がっているかどうかが重要。未来の可能性の広がりがあればそれは希望になって、それは精神的にも幸福感を感じる状態なのではないかと。 例えば子供を作るかどうかという…

不買運動について

ユーチューブを観ていたらこんな動画がレコメンドされてきて、なんとなく観ていた。www.youtube.com このスタジオのコメンテーターたちは「ファミマのお母さん食堂問題の不買運動」には賛成だが「三浦瑠璃出演問題のアメプラ解約運動」には反対だという。そ…

多様性について

多様性という言葉が世の中的にけっこう重視されるようになってきているけど、どうも多様性というものには2つの相反する側面があるようだというようなことを最近考えている。 その2つというのは「ミクロな多様性」と「マクロな多様性」である。ミクロな多様…

理系の人のものの考え方

理系が得意な人のものの考え方というのは、みんなが理科で習った「Aさんが時速5kmで2時間歩きました。進んだ距離は何Kmでしょう?」という問題に集約されている。 これの答えは10kmなのだけれど、冷静に考えれば本当にそんなことあるのだろうか。Aさんが時速…

ツイッターを離れる

最近ツイッターを辞めた方がいいのではないかと思って、少し距離を置くようになった。 ツイッターは10年来使ってきていて、2010年代は僕の生活の1つの中心であった。まあその中で色々と問題も見えてきていた。そういえば2017年ころにはSNSヤバイという曲を…

誹謗中傷をやめるというのは

テラハの出演者が亡くなったというニュースがあり、おそらく誹謗中傷を受けたことを原因とする自殺だろうとして広がっている。news.yahoo.co.jp これをうけて誹謗中傷なんてやめようという言説が有名人を中心にして広がっている。これで誹謗中傷がなくなるの…

ダイエットをする

僕はもともと週3出勤で2日は在宅だったのだけど、それでも週3日の出勤がなくなるというのは大変なことで、運動不足ここに極まれりな感じになっている。 ということでダイエットをしようと思う。方法はいたってシンプルであり緩い感じで、夕ご飯に炭水化物を…

機動戦士ガンダム

めちゃくちゃ久しぶりにファーストガンダムを観た。第1話 ガンダム大地に立つ!!発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video 1979年放映の国民的アニメ。ところがテレビ放映当初は視聴率がまったくふるわず、実は打ち切りの形で終了している。ところが物語が終…

夜は短し歩けよ乙女

こちら、2006年に出版された小説。および、それを原作とした2017年公開のアニメーション映画。夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)作者:森見 登美彦発売日: 2008/12/25メディア: 文庫kurokaminootome.com 昨今のこんなご時世だから、映画を見返してみた。 黒髪の…

ツイッターについて

本当はツイッターを今すぐにやめた方がいいのだけれど、なかなか踏ん切りがつかない。 自分で言うのもアレなんだけど、僕は対面での話し相手としてはけっこう面白いのではないかと思う。人を評価してくる人と話すのは非常に苦手なのだけど、そうでなければわ…

セックス

ちかごろ性欲について考える。 まあこれは個人的な考えで多様な性の形態のような話も完全に無視するが、男性の性欲というのは女性の身体を支配するというところに根差していて、逆に女性の性欲は男性に身体を支配されるところに根差しているんじゃないかと思…

東のエデン

山と山との間を流れる川が侵食して出来た小さな平地が僕の町だった。空は小さく、東西南北どこを見渡しても視線はすぐに山で遮断される。 町の外とは物理的に遮断されていて、川の崖沿いに敷かれた一本の道か、トンネルを何個も通り抜けなければならない電車…

芸術について

近頃は芸術について考えることが多い。 週末に暮らしの夢展というのに行ってきた。panasonic.co.jp それにあたって少し予習しておこうと思ってモダンデザインについて色々見ていたのだけれど、モダンデザインの成り立ちは非常に興味深かった。 モダンデザイ…

コミュニティの時代

こんな増田がいた。anond.hatelabo.jp ある作品及び同人界隈のファンだったが、その界隈のノリにうんざりして、作品そのものも見るのも嫌になったという話。 以前もそれらしいことを書いたけれど、SNSがあるので今はおそらく何をやってもコミュニティがつい…

青の青さらしさと、+のプラスらしさについて

ゲンロンカフェで東浩紀さんと茂木健一郎さんとの対談イベントがニコ生で配信されていた。この対談は一時期シリーズ化されていたものだったのだけれど、茂木さんが過去回で暴走しまくったわりに中身がほとんどないというのを繰り広げた(それはそれで面白か…

加速する世界

ホリエモンやメンタリストDaiGoさんはN国に夢中のようだ。www.sanspo.com www.bookservice.jp また別の世界では、オタクvsフェミニストの二項対立に忙しい。いままさに起きているのは「男性特権を許さない市民の会」と化していくフェミニストなのだけど、わ…

連帯の強さと、弱い連帯のオルタナティブ

こちらの記事、最近僕も同じことを考えてた。p-shirokuma.hatenadiary.com SNS上でオタクコミュニティが作られて、アニメオタクになるのとオタクコミュニティに入るのとがイコールになりつつある昨今。かつてコミュニティに馴染めない痛い人の受け皿となって…

放浪する

いわゆるサブカルチャー的なクラスタから距離を取ろうと思った。まあ、けものフレンズが流行ったあたりでかなりついていけなくなっていたので決断すべきだったのかもしれない。 京アニ事件が起こった際の悠木碧さんのこのツイートを見た時、これはいよいよ僕…

接続過剰

千葉雅也さんのアメリカ紀行を読んでいる。アメリカ紀行作者: 千葉雅也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログを見る まだ途中までしか読んでいないので、おいおいこの本の感想も書くかもしれない。 それとは別に…

ミニマリストのYoutubeばかりみている

ちかごろ、Youtubeでミニマリストの人の動画をよくみてるのだけれど、これがなかなか面白い。 ミニマリストタケルさんはミニマリスト界ではなかなかの大物な感じだろうか。ミニマリストの動画を見始めたきっかけになった人。www.youtube.com 個人的に好きな…

釣った魚を食べるということ

幸せに生きるためにはという話は色々あるし、幸福実現党なんていうのもあったりしてうさん臭さしかなくなってきている昨今ですが、まあそれでも幸せについて考えなければ何をしているのか分からないので、幸せに生きていくということについて少し書く。 とこ…

加害者の哲学

東浩紀さんが、反出生主義のようなものへの抵抗として「加害者」の側から考えるという事をおっしゃっている。note.mu まあ、内容としては東さんが今まで言ってきた事そのままで、「家族の哲学」に直結している話なのだけれど、「加害者」という概念を打ち出…

インターネットとナショナリズム

インターネットにより社会の細分化と人々の分断が進むと、全体をまとめるものが求められるようになる。それがナショナリズムであり、否定神学的連帯であり、トランプであり反安倍でありN国党である。基本的には友と敵との線引きという発想で、全体をまとめる…

多様性を指向し差別を否定すると分断に向かう

先日、昔のインターネットは、様々なアイデンティティを内包していた1つのコミュニティだったからよかったというような記事を書いたけど、なぜそんなことが可能だったのかを悶々と考えていた。 たどり着いた答えは、使い古されたシンプルな考え方だ。友敵理…

ニコ論壇の終焉

2010年代も終わろうという2019年、色々起こっている。色々と節目をむかえているのかもしれない。 京アニの事件は象徴的な出来事かもしれない。絶望的な気分になるのは、あの事件は文化史視点からも語られるべきだと思うのだが、誰もその視点から語ることが出…

昔のインターネットはよかった?/誤配のあるコミュニティ

昔のインターネットはよかったというのはSNSなどで定期的に見かける話題だ。僕もゼロ年代好きだったから、もちろんその感覚がある。 しかしその理由になると途端によく分からない感じになる。もっと和気あいあいとしてみんな優しかった、という話も当時を美…