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ネタバレ全開で劇場版まどか☆マギカをわりと絶賛してみる

まどマギ劇場版批判も活発になってきました!

http://blog.livedoor.jp/uritwi/archives/34504319.html

 

ここでは、ネタバレ全開で劇場版まどか☆マギカをわりと絶賛してみますーーー。

 

ネタバレありですーーー全開ですーーーーー

 

 

 

 

ようやく観に行ってきました劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語。

TV版のまどマギはよく出来てるなと思っていたけど、特に熱狂的にファンとかいうわけじゃないです。好きですけど。でもこれだけ話題になってると観に行かないわけにはいかなくなるというのがアニオタというもの。というかはてなブックマークにネタバレ怖くて開けない記事がたくさん並んでる状況が許せなかった事の方が大きかった。

ほんで、観に行ったわけですが。良かったです。いや、素晴らしかったです。

 

※以下、ネタバレ全開。

 

 

 

 

 

この劇場版で一番注目していたのが、完璧に完成された完結を迎えていたTV版の続編つくるの・・・!?(むりやろ・・・)ってところでした。しかもそのまま進めたらマドカもいないしさやかちゃんもいないし、話が成り立たないじゃないですか。どないすんねんな、と。僕はまどマギに哲学的なメッセージとか設定の奥深さとかは一切期待していないので、ほぼそこだけ注目してました。

それでね、その点で観ると本当上手いことやったと思うんです。テレビ版の続編となると、テーマとしてはほむらちゃんのその後の戦いとまどかとの再開(ほむらの死)以外にはありえないわけなんですが、このテーマが実に難しいのですよね。どう考えても面白くなる要素がないw

そんなわけで全然期待してなかったのですが、実際のところの劇場版の脚本はどうなったのかというと、ほむらちゃんの終幕(魔女化と浄化)だけを描く事で、ほむらが望んだ世界ということにしてもう一度まどか☆マギカを再現しちゃうんですよね。これは本当に見事でねー、QBがマドカを邪魔してほむらちゃんの魔女化を助けたっていうあたりは苦しすぎる設定ではあるけれど、まぁそんなことはどうでもいいですよ。だって魔法少女ものなんですから。

とにかく魔女化したほむらちゃんが作り出した夢の中という形で物語を進めることで、マドカ達5人の魔法少女が勢ぞろいしてスクリーンの中で圧倒的なエンターテイメントの世界を繰り広げることが出来たわけです。これは良いアイデアでしたね。だって本当はマドカもさやかちゃんもいないのに、物語の進行上無理なく、それも夢オチとかの脈絡のないものではなくて最終的にほむらを救うという重要な役目を負わせながら全員を登場させることが出来たわけですから。

 

まず、これが良かった点①です。いないはずの魔法少女も全員出して、変身シーンとか戦闘シーンとか日常シーンとかもあって、楽しい。それでいてご都合主義的ではない(全員がそこにいてエンターテイメントすることへの物語上の必然性はある)。

 

 

次に良かった点②。後日談としての劇場版。これはいかにもまどマギらしく綺麗にまとまってましたね。これぞまどマギですよ。

もう後日談としてはほむらちゃんが敵と戦って、最終的にソウルジェムが濁りきってマドカに消されるって話しか出来ないわけなんですが、どう考えても面白くないんですよね、これ。それをQBに色々役回りを押し付けることによって、マドカがほむらを消すための冒険劇にしたわけですね。これも良いアイデアでしたねー。QBはちょっと無理しすぎな感はいなめませんが、まぁそこは魔法少女ものですから。それにしてもQB便利すぎますね・・・。

まぁとにかく全知全能のQB様のおかげで、ほむらのソウルジェムが濁ってマドカに消されるっていうどうしようもない話を、魔法少女全員で魔女化したほむらを救いだすとかいう燃える物語に転換したわけです。ほむらの魔女化っていうのも、やっぱりまどマギファンは見てみたかったところですよね。

 

僕は今作ではこれが一番感動しましたね。このどう考えてもつまらないプロットを、ちゃんとエンターテイメントに仕立て上げる仕事っぷりに感動しました。

 

 

次に良かった点③。正直なところ、①と②でもう十分満足だったのです。ほむらがマドカに消されるっていう、言ってみればほとんどエピローグにしかならないような話を、100点満点の完成度でここまでやったんだからもう十分でしょうと。いや、制作陣もみんなそう思ってたんじゃないかな。「綺麗に終わった!やった!!!」ってね。で、物語の終盤どうなるかというと、全部ぶっこわしたwww

いや、もうあの終盤の展開は面白いとか完成度とか設定とかどうでもいいっすよ。どうせまどマギはQBがいる限りどうとでもなる物語なのです。まぁあの結末には賛否両論あると思うのですが、それよりも単に②で終わらせなかった制作スタッフに感心しました。素晴らしいです。ほんとに。

 

という、以上3点よかったところでした。

何度も言いますが続編なんて作ったらどう考えてもつまらない話なので、サイドストーリー的なところ(あるいは全然違う舞台)に逃げるのかなとも思っていたのですが、ちゃんと100%続編でしたね。とにかくちゃんと続編だったことが本当に良かった。ほむらがマドカに消されるだけの(しかも映画の観客全員がその結末を予測出来る)物語で映画作るのは本当に大変だったと思うのですが、至る所に工夫をこらしてちゃんとしたエンターテイメントに仕立てあげられていた仕事に感動しました。

 

唯一不満をあげるなら、QBが単に悪役というところでしょうか。もうちょっと癒し系なキャラだった気がする・・・!この劇場版はQBの扱いがひどいw