好きなものを整理する
あるメンタリストDaiGoさん曰く、幸せに暮らすためには好きなものを選ぶことが重要なのだそうだ。そしてそれ以外のものは極力排除して、生活の導線を整備して自分の行動が自動的に好きなものに向かうようにするのがいいそうだ。
僕が好きなものを思いつくままに書いてみると
- インターネット
- 音楽
- サッカー観戦
- 女子
- 仕事
- 料理
- 読書
- 囲碁
- アニメ
- お笑い
とかだろうか。
別のメンタリストDaiGoさん曰く、マルチタスクこそが全ての問題の元凶とのことだ。1日におけるタスクスイッチの回数はそのまま被ストレス値に換算出来て、タスクをスイッチするたびに我々の精神は病んでいく。これは実感としてけっこうしっくりくる考え方で、長時間労働問題も実はマルチタスク問題なのではないだろうかと思える。
そうすると、いかにタスクスイッチの回数を減らすかというのが重要であり、それは作業の進め方を変えるだけで改善することが出来る。AとBという2つの仕事があった時に、
「A->B->A->B->A完了->B完了」
と交互に進めるのではなく、
「A完了->B完了」
と1つずつ完了させるのだ。
まあ当たり前の話だけど、こうすることによってタスクスイッチの回数を激減させることが出来てストレスから解放される。このようにマルチタスクにならない工程になるように工夫することがもっとも大事なことなのであり、仕事で部下に作業指示をするリーダ的な役職の人であるならば、いかに部下がマルチタスクにならないように作業をふるかというのが、マネジメントにおける最重要のスキルであると言えるかもしれない。
それはそれとして、どんなに工程を整理してもあれもやりたいこれもやりたいとやっていたらどうしてもマルチタスクに陥ってしまう。そこで、好きなものを厳選してそれに集中することが大事になる。
ということで先に挙げたものの中から厳選すると
- 音楽
- 仕事
- 女子
- 読書
あたりを選ぶのがいいだろうか。
また、実行時間が限定されていてマルチタスクになり難いものとして
- サッカー観戦
- 料理
があって、こういういつでも出来ないものは趣味としてはいいかもしれない。
さて、好きなものを取捨選択するにあたって僕にとって問題なのは
- インターネット
である。インターネットは僕が長年に渡って最も大切にしてきたものだからだ。10年以上前に2chから始まり、ニコニコ動画やUstreamの創世記を見てきたので、インターネットが可能にするあの新しい文化が世界をもっと自由にしてくれるのではないかという期待が今でも消えていないのだ。
しかしここで一度現実に目を向ける時が来たのかも知れない。僕はインターネットを切り捨てようと思う。今のインターネットはどうでもいい炎上だらけだし、出る杭が徹底的に打たれまくる僕の期待とは真逆の場所になってしまった。マツコ・デラックスや坂上忍のような変な人達が最前線に登用されるテレビの方がまだマシなのではないかとすら思えてくる。彼らがネットの世界にやってきたら、変なことを言ってるというだけで来る日も来る日も炎上だろう。
メンタリストDaiGoさん曰く、人には共感力というものが備わっているので、炎上のような他人のネガティブな感情に触れると自分もストレスを感じてしまい、そのストレスをなんとか発散するために心の弱い人は炎上に参加してしまうということが起こるらしい。これはまるで薬物中毒者であり、それが故に炎上商法というものは成立する。
インターネットは僕が期待していたようなものではもはやなくなっているし、それどころか炎上続きでメンタルにも最悪な場となっているという現実を受け入れて、僕はインターネットを切り捨てることにしようと思う。
具体的には、はてなブックマークのchrome拡張を削除、及び、はてなブックマークをブックマークから削除することである。はてなブックマークは、ユーザーがネット上のあらゆるコンテンツにログを残せるというインターネットの思想としては理想的なサービスなのだが、それが故に上述したような負の影響をもろに受けてしまっている。そのため、はてなブックマークを僕の生活から排除することにした。
さて、これはすでに今日のお昼すぎに決行したのであるが、もうすでに手の震えが止まらなくなっている。つまり僕もまた中毒患者だったのである。どうしよう。
まあ頑張ろう。さらばはてブ。また会う日まで。好きなものを選んで、そうでもないものは捨てていくのである。