ダメだからダメ

僕は昔から炎上しやすい人が好きなのですけど、炎上しやすい人って「ダメだからダメ」とノリで善悪を判断しないで「それ本当にダメなの?別の見方もあるよね」と一歩立ち止まる人で、そういうノリの悪いことをやってると「は?バカだわ。そんなのダメに決まってんじゃん」と炎上することが多いわけですね。


っちゅーこんで

が大事なわけです。


でもSNSの普及によって自分の頭で考えることが非常に難しくなってるのは事実で、最近は繋がりすぎないの大事という言説もけっこう出てきましたが、そういう意味では2011年の時点で「コミュニケーションをとらないことが重要」という本を書いた東浩紀さんはなかなか正しかったですね。

ちなみに自分の頭で考えるというのは他人の意見を参考にしないということではなく(それは不可能)、環境のノリに合わせないということです。

音楽ソフトを新調しました

なんだか最近「RISE UP」という言葉が頭の中をぐるぐるしていて、思い返せば10年前の僕が大好きだったインターネットはけっこう「RISE UP」感あったなぁと物思いにふける毎日です。当時のインターネットのムーブメントはニートを象徴に今ほど市民権のなかったオタクとか、社会の本流に乗れてない人たちが中心になってこの社会を下剋上してやろうという雰囲気が全体的にありました。ただ、そんなインターネットも今となってはSNSを中心にして出る杭も落ち込む杭もがんがん打っていくフラットシステムのような感じになってしまって、10年前とは真逆の空間になっているなというのが個人的な感想です。


おそらくインターネットのフラット化の傾向はこれから監視技術の発展によりますます強くなっていくと思うのですが、じゃあどうすっぺかなぁと考えた時に音楽はけっこういいのかもしれないです。特にSNSの普及に伴ってライブが人気になっているのは面白くて、ライブ会場(あるいはクラブとか)っていうのはフラット化する社会の中にあってフラットに振る舞わなくてもいいことを許された数少ない空間なんじゃないかなぁ。って思います。


もともと曲作るの好きなので、最近もちまちまと何曲も作ってたのですが、ネットにアップするとなると作りこまないといけなかったりけっこう大変なのであんまりアップしてませんでした。まあでも音楽頑張ろっかなと思うのでネットにも上げていこう!って思ってた矢先にDAW入ってるPCが立ち上がらなくなってしまいました。それで、その環境ももうけっこう長い間使っていたのでちょうどいいから音楽環境を一新しようと思いました。運よく一番お金のかかりそうなPCは去年そこそこハイスペックなゲーミングPCを買ってて買い足す必要がなかったので、ソフトだけを最低限揃えました。


ってか超散財です。今年は毎週飲みに行ってみたり色々旅行に行ってみたり仮想通貨は暴落するしでもう大変ですよ。しばらくもやしと卵を食べて生きていきます。


以下のものを買いました。今作ってる曲ならこれだけあれば十分かなと思うのですが、最近はFuture Bass聴いてることが多くてそっちも作ってみたいので、適時買い足しですねぇ。まとめ買いしなければそこまで高くないはずだ。そうに違いない。

Steinberg スタインバーグ DAWソフトウェア CUBASE PRO 9 通常版 CUBASE PRO/R


前までSONARを使っていたのですが、いろいろあって開発中止になったりしてたので、憧れのCUBASEを買っちまいました!やった!


Steinberg スタインバーグ バーチャルサンプラー サウンドクリエイションシステム HAlion 6 通常版


何はともあれマルチ音源がないと厳しいので、せっかくCUBASEなのでHAlionを買ってみました。音源に加えてシンセもついてて使いこなせば色々出来るらしい。


XLN Audio Addictive Drums 2 ソフトウェアドラム音源 スタンドアローン/VST/AU/AAX対応


以前はAD使ってましたが使い慣れてるのもあるのでAD2買いました。生音ドラムだとスタンダードなやつですかね。



IK Multimedia MODO BASS クロスグレード版 - フィジカル・モデリング・エレクトリック・ベース音源【国内正規品】


僕はギターベースドラムのバンド構成の曲作ること多いのですが、ギターは自分で弾いて、ドラムはADがある。となるとベースもかっこいいのにしたいということで専用音源を色々見てみたらこいつが今強いらしいということで購入。かっこいい音鳴りますし、ベースのモデルや弾き方も色々選べるしUIも分かりやすいしでけっこういい感じです。

マジョリティとマイノリティの優先度のようなもの

チケットボード関係の話を色々見ていて今更ながらに気付いたのだけど、僕の中にはマジョリティを優先させるべきという想いとマイノリティを救うべきという想いと両方が存在している。


たとえば、チケットボードであれば楽しみにしてライブに出かけて行って身分証がなくて入れないなんてことがあってはならないと思っている。あるいはキラキラネームであれば、キラキラネームを糾弾して新しいキラキラネームの人達を生み出さないことよりも、今すでに存在しているキラキラネームの人達がキラキラネームであることを気にせず生活出来るすることを優先するべきだと思っている。


つまり、マイノリティを優先するべきだと思っている。一方で、


労働時間問題についていえば、過労死した人の体力に全体が合わせるべきではないと思っている。20代の体力があればほとんどの人は月80時間残業して働いても大丈夫だ。熱中症についても、ほとんどの10代の学生は炎天下で部活やったり、休日返上してスパルタ練習してても大丈夫だ。


つまり、マジョリティを優先している。


このように自分の中には両方の感覚が存在している。それで、この感覚が世間と真逆であるとも感じる。身分証忘れてライブ会場に来た人は自己責任だし、過労死した人に対しては最大限繰り返さないようにしたいと思っている人が多いと思う。


両方の感覚が存在しつつ感覚が世間と僕とで逆転している現象はなんだろうか?


と、ここで終わるつもりだったけれど、書いてる途中で思いついた。

労働時間や部活については、全員に規制をかけることで問題を解決しようとしていて、その場合に中には存在する「もっと働きたい人」や「もっと練習したい人」という個々人の感情を僕は支持しているのだと考えることが可能で、そうするとマイノリティ支持で統一されてクリアになる。

ちゃんちゃん。

作曲のしかた(僕編)

8月はひたすら曲を作っていたのでやってることをメモしておこうと思いました。

作曲の仕方とググってみてもトニックコードがうんちゃらこうちゃらと最初からよく分からんくてお手上げになってしまうと思うので、僕は昔から作曲って何かと何かを組み合わせるプラモデルみたいと思ってるので、そういう方向性での作り方で書いてみます。

対象はポップスであくまでも我流です。実は正しい何かがあるのかもしれません。



① 作る曲のイメージを定める

僕が思うにこれが最も重要で、勝敗(?)は一番初めに決まるのです。どんな曲を作るか曲の全体像を漠然とイメージします。

既存曲をイメージするのが基本ですが、ここでのイメージが鮮明すぎると最終的に丸パクりみたいな曲が出来上がってしまうので抽象的な状態にとどめておくのがいいです。といっても難しいのですが、僕の場合はここであの曲とあの曲とあの曲とを足して3で割ってみよう的な感じにすることで抽象化することが多いです。

あるいは、お風呂に入っている時に突然こんな曲いいかも!と湧いてくることもあります。

まあ、とにかく何かしらの目標を設定します。それがスタート。


ここではとりあえずコネクトみたいな曲を作ろうということにします。


② 目標を分析/分解する

①で決めた目標のような曲を作るためにはどうするか、目標を分析して特徴を調べます。最低限の耳コピスキルが必要です。

たとえば一番わかりやすいのはテンポですね。バラードだったらBPM80~100くらい、ダンス系なら120~150くらい、ハイテンポなら180~200とか。まあテンポは既存曲を丸パクリしてもOKなポイントです。

他に大きな特徴になりやすいのがメロディ/コード/リズム/音色です。ということで、まどか☆マギカのOPを例にとって特徴に分解してみます。


コネクトはどんな特徴があるでしょうか。サビをざっくりみてみます。

  • テンポは170くらい。
  • コード進行は「B/C#/A#m/D#m」が基本になっています。シャープとか出てくるとよく分からんのでキーを上や下にずらして正規化します。すると「F/G/Em/Am」でシャープがなくなります。「F/G/Em/Am」はJpopにめっちゃ出てきて王道進行とか言われてるものです。分解したことでコネクトも王道進行を使っていることが分かりました。
  • メロディはコードとのハーモニーを見てみます。サビの第一音目「目覚めたこ」の「こ」の部分ですね。この音はA#(ラ#)になってます。最初の和音がBなので、コードBの上にボーカルがA#で入ることで、全体のハーモニーがBメジャー7thという和音になっています。特にボーカルは一番目立つ音なので、メジャー7th(3和音+ルートの半音下のコード)感が強調されています。
  • 音色は1音1音よく聴くと、ドラムベースギターのロックスタイルにストリングスとピアノを入れた構成が基本になっています。
  • リズムも基本的な8ビートです。


はい、とりあえずざっくり特徴分析しました。まとめると、

  • テンポ170くらい。
  • コード進行はF/G/Em/Am。
  • メロディは第1音がメジャー7thなので、コードがF(ファ)だからE(ミ)から始める。
  • 音色はドラムベースギターストリングスピアノ。
  • 8ビート。

です。逆に言えば、この特徴を制約にして作ると、コネクトみたいな曲が出来るということです。ここに挙げた以外にも、まだまだ他にも特徴がひそんでいるので、可能な限りコネクトを分解して色々な特徴をあぶり出していきます。特徴がたくさん分かっているほど、色々とアレンジすることが出来るようになります。



DAWを開く

これ超重要です。重い腰を上げてこれが達成できればもう曲は出来たようなものです。オケまで考えるのであれば音符を入力して音を出すシーケンスソフトはマストだと思います。頭の中で全部決めてたら頭がおかしくなりますし、実際鳴らしてみないと分からないことも多いです。



④ 作り始める

DAWを開いたら曲を作り始めます。手を動かして音符を入力しさえすれば何かしら出来るのが音楽のいいところ。

何から入力していくかはなかなか場合によって分かれるところです。最近はリズム(バスドラム)から入力していくことが多いです。だいたい以下の感じが多いですね。

  1. サビ全体のバスドラムを入力する。
  2. ピアノとか聴きやすい音色でサビ全体のコード進行を入力する。コネクトのF/G/Em/Amはみんなやってるのでそのまま入力しちゃっても無問題。4回繰り返すだけで立派な曲。
  3. メロディを入力する。コードを聴きながら鼻歌で作ってみるとか適当に楽器を弾いてみるとか。コネクトにするためには、最初のコードがFだと第一音がE(ミ)縛りですが、偶然の要素も大切なので、良いメロディが出来たらこの縛りはあっさり却下しちゃっても問題ないです。


これですごい簡素ですがリズムコードメロディが鳴っている状態になりました。個人的にはこの状態で自分で聴いていい感じになってないと、ここから先に進んでもきびしいかなと思います。



以下は順不同。ノリで作りたいとこから作ってきます。


残りのセクションも作る

サビの基本形が出来たのでAメロとかBメロとかも作ってきます。作り方はサビと同じです。ただ、サビと同じ特徴を使ってしまうと曲のメリハリがなくなってしまうので、別の特徴をどこからか持ってきて使います。なのでたくさんの曲を分解して、特徴をたくさん知ってると色々な曲を作れます。知ってる特徴のことを別の言い方で「引き出し」とよく言いますね。



完成

ここはエンジニアリングな要素が大きく技術が求められます。良くしようと思ったら際限なく難しいですが、基本的な音色は決まっているのでとにかく聴きながら頑張って入力していきます。これももう何度もやって色々なパターンを習得するしかないですね。まあ何はともあれ、ギターとベースとドラムとストリングスとピアノを入力すればきっとコネクトみたいになるはずです。

あとハーモニーも大事で、たとえば同じ音域のドとレが同時になっていると不協和音でごちゃーっとする(それを狙う時もある)ので、特にボーカルとは2音以上離してボーカルとオケとが綺麗にハーモニーするようにするとわりと簡単に良い感じになります。


まとめ

ここまでやればコネクトみたいな曲がだいたい出来上がってるはずです!全体が出来たら修正調整修正調整を1か月くらい暇な時に繰り返して、完成です。

といっても、コネクトみたいな曲はコネクトみたいな曲にしかならないので、色々とアレンジする必要があります。リズムを変えてみるとかメロディを変えてみるとか、コネクトから特徴をいくつか差し替えることでオリジナル曲っぽくなってきます。


作曲の練習的なところでは、②の分析分解を色々な曲でたくさんやって引き出しを増やすのがとても重要だと思います。引き出しが増えてくると①の段階でのレパートリーが増えて、特徴ベースで考える事が出来ます。あのリズムにあのコード進行使ってみようとかという感じで。

よく、曲する人が「音楽が音符に聴こえて純粋に楽しめない」と言ってたりしますが、それはこの②の作業が癖になっていて自動的に始まっちゃうからでしょうね。でもなんか「音楽が音符に聴こえて~」とか言うとかっこいい感じがするのでいいんじゃないでしょうか!

後ろめたさの倫理学

ワールドカップ大躍進に日本中が湧く裏で、選外になった選手や活躍出来なかった選手がたくさんいます。

headlines.yahoo.co.jp


何かを褒めることで傷つく人がいる。これって倫理的に振る舞おうという人が見落としている事が多いポイントなんではないかと思います。ここのところ考えることが多いのは、批判と称賛とは本質的に同じことだということです。この世界は絶対評価ではなく相対評価で動く事が多いので、何かの評価を上げる(相対的に他の何かの評価が下がる)ことと、何かの評価を下げる(相対的に他の何かの評価が上がる)こととは結果的に同じ状態を生み出すのです。典型的な例を出せば「クラスの40人のうち39人を褒める」ことで残りの1人に対して強烈な批判を加える事になるのです。


といってもそもそも僕は個人的に何かを批判することは悪いことだとは思ってません。思ってはいませんが、何かを批判する時って他人を傷つける可能性があることは事実です。だから批判するのと同時に対象に応じて大なり小なりの「後ろめたさ」を感じることが大切で、この後ろめたさが批判が行き過ぎないリミッターというかブレーキの役割を担っていると思います。炎上のように集団的に何かを批判する場合も、この「後ろめたさ」が失われることが問題なのではないかなと思います。1人で渡るとドキドキする赤信号も、みんなで渡れば怖くないってやつですね。


何かを批判する事に「後ろめたさ」を感じる人はけっこういると思うのですが、この世界には何かを褒める事への「後ろめたさ」が不足しているんじゃないかなって思います。何かを褒めることに関してはリミッターが働かないことが多いですが、それは何かを批判することへのリミッターが働いていないのと同じことなのです。



SNSによって自分の考えが世界に対して直結しているこの世界で情報に流されず倫理的に振る舞うためには、「後ろめたさ」がキーワードになってくると感じています。具体的にはSNSで他人の投稿に「いいね!」する時に「後ろめたさ」を持つことが重要なのではないかなと考えています。

2018年の豊富の行方

新年の抱負ってやつはえてして2月くらいにはもう何だったのかさえ忘れているものですが、めずらしく今年はけっこう達成出来た気がします。


僕が設定した新年の抱負は「夏くらいまで女の子とデートしまくる」という身もふたもないものだったけど、さりとてここまでけっこう快調に達成出来ていて、なんだろうが目標を達成出来ると達成感のようなものはあります。


達成できた要因を考えるに、新年の頃の僕がわりと躁状態だったこともあり、目標を掲げた次の日にはもうデートのブッキングをしまくっていたという事実につきそうです。一度勢いで始めてしまえば、だんだん冷静になって「俺はいったい何をやってるんだろうか」とテンションが下がってきても流れが一度出来上がってしまえば長続きしました。


どうやら新年の抱負を達成するためにはお正月から目標に向かって実行することが大切なようです。今日を頑張り始めたものだけに明日がある・・・!


ところで新年の抱負が夏までと期間限定で設定していたので、さてこれからどうしようかという感じになっています。ここ最近の僕としては「誤配の設計」というキーワードで何かをしたいのですが、いかにも抽象的で今日から何をしたらいいのかもわかりません。従っていかにもダメそうです。まあでもちょっと考えてみます。


あ、誤配というのは郵便物が間違って届くところから来ている言葉で、個人的な目標としての「誤配の設計」とは、僕自身が間違って(ランダムに)変なコミュニティに届けられるという仕組み(環境)を作ることです。このあたりは思想家の東浩紀さんの話ですね。1つのコミュニティに居続けるのってけっきょくそのコミュニティの空気を読むのが上手くなってくだけなので、思考停止状態になっちゃうと思うのです。だからある程度のランダム性をもってコミュニティを渡り歩けたらいいなぁと最近は思ってます。


あともう1つ今年後半の目標にしたいのが体質改善です。やることはシンプルで食事/運動/睡眠の改善です。これは今日から頑張ろうと思うけど、個人的なものなので流れを作りにくくて長続きするのが難しいやつですね。まあとりあえずカイジの班長の言う通り、今日から頑張るのを始めましょう。頑張り始めたものだけに明日がくるのです!



まあ今年後半の具体的な目標はちょっと置いておくとして、今年の豊富というかスローガンみたいなのがもう1つ別にあったりします。それは「目の前に選択肢があったらより勇気が必要な方を選択する」です。これを守るのもなかなか難しいのですが、これは後半も引き続きやっていきたいです。これは批評家の坂上秋成さんがツイッターで「人生、愛と勇気っしょ」みたいな事をいっておられたのに感銘を受けまして、まあ愛は理性でコントロールするのは難しいと思うのですが、勇気は理性でコントロール出来そうな気がするので、この目標にしてみました。センテンスとしても短くすっきりしているし、我ながら良い感じの目標なのではと自画自賛してる目標です(達成は出来てない)



さて、結果はいかに。ちなみに僕としては「目標は達成されない」に1万円かけたいところです。

食事改革こそが最強の働き方改革

働き方を改革するのが話題のようです。

www.mhlw.go.jp


働き方改革については主に労働時間についての議論になっていることが多いのですが、労働時間て長い方が良い短い方が良いって一緒くたに設定出来るような話じゃないと僕は思うのですよね。個人の体力やそれぞれの仕事のストレス具合によって適切な労働時間て変わってくるので、全体的に調整しようと上手くいかないと思います。

それこそ体調なんて毎日違うのだから、体力が余裕なら家に帰ってyoutube見てるよりはどんどん仕事して出世したりお金を稼いだ方が幸せな人もいるし、しんどくなったら休んだり早く帰った方が良い。そういうふうにフレキシブルに働けるようになるのがいいかなって思います。

具体的には残業代なしになる代わりに、完全フレックス、有給休暇を増やす、有給休暇を1時間単位で取得可能にする、とかになったらいいなって思います。まあもちろん職種によってはフレキシブルな対応が難しいものも多いのでなかなか難しいのですが。



まあ兎にも角にも、労働時間を生産性がベストになるように調整するのは難しいと思います。それよりも、仕事の生産性をアップするために比較的簡単に導入できる施策があると思うのです。それは「食事」です。


社会人になると会社で就業時間帯に食事をとる機会がとても多いのですが、職場での食事内容がけっこうひどい印象があります。お昼はまだ気を使ってる人が多いかもしれませんが、会社でとる夕食はそれはもうひどいもので、おにぎりラーメンのような炭水化物オンリーなんてのはまだマシで、菓子パンとかお菓子とかで済ませるのが超普通で、ちゃんとしたお弁当食べたり外食する人とか全然いません。残業が続くと異様にすり減ってく人が多いのって、ご飯がめちゃくちゃになるという側面が大きいと思うのですよね。


人の仕事に対する集中力ってホルモンバランスに司られてるから、食事/運動/睡眠がとても重要です。運動睡眠は就業時間外のことなので口を出せませんが、食事は就業時間内に行われるものなのである程度会社側がコントロール出来るはずです。


なので働き方改革として僕が推したいのは「就業時間中の食事」です。昼食と夕食にちゃんと栄養が考えられた料理を摂取出来る職場環境を作ることが非常に重要で、それが実現できればホルモンバランスが整えられ仕事の生産性爆上げ間違いなしであることは確定的に明らかなのです。


健康が一番大事