雑記

芸術について

近頃は芸術について考えることが多い。 週末に暮らしの夢展というのに行ってきた。panasonic.co.jp それにあたって少し予習しておこうと思ってモダンデザインについて色々見ていたのだけれど、モダンデザインの成り立ちは非常に興味深かった。 モダンデザイ…

コミュニティの時代

こんな増田がいた。anond.hatelabo.jp ある作品及び同人界隈のファンだったが、その界隈のノリにうんざりして、作品そのものも見るのも嫌になったという話。 以前もそれらしいことを書いたけれど、SNSがあるので今はおそらく何をやってもコミュニティがつい…

青の青さらしさと、+のプラスらしさについて

ゲンロンカフェで東浩紀さんと茂木健一郎さんとの対談イベントがニコ生で配信されていた。この対談は一時期シリーズ化されていたものだったのだけれど、茂木さんが過去回で暴走しまくったわりに中身がほとんどないというのを繰り広げた(それはそれで面白か…

加速する世界

ホリエモンやメンタリストDaiGoさんはN国に夢中のようだ。www.sanspo.com www.bookservice.jp また別の世界では、オタクvsフェミニストの二項対立に忙しい。いままさに起きているのは「男性特権を許さない市民の会」と化していくフェミニストなのだけど、わ…

連帯の強さと、弱い連帯のオルタナティブ

こちらの記事、最近僕も同じことを考えてた。p-shirokuma.hatenadiary.com SNS上でオタクコミュニティが作られて、アニメオタクになるのとオタクコミュニティに入るのとがイコールになりつつある昨今。かつてコミュニティに馴染めない痛い人の受け皿となって…

放浪する

いわゆるサブカルチャー的なクラスタから距離を取ろうと思った。まあ、けものフレンズが流行ったあたりでかなりついていけなくなっていたので決断すべきだったのかもしれない。 京アニ事件が起こった際の悠木碧さんのこのツイートを見た時、これはいよいよ僕…

接続過剰

千葉雅也さんのアメリカ紀行を読んでいる。アメリカ紀行作者: 千葉雅也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログを見る まだ途中までしか読んでいないので、おいおいこの本の感想も書くかもしれない。 それとは別に…

ミニマリストのYoutubeばかりみている

ちかごろ、Youtubeでミニマリストの人の動画をよくみてるのだけれど、これがなかなか面白い。 ミニマリストタケルさんはミニマリスト界ではなかなかの大物な感じだろうか。ミニマリストの動画を見始めたきっかけになった人。www.youtube.com 個人的に好きな…

釣った魚を食べるということ

幸せに生きるためにはという話は色々あるし、幸福実現党なんていうのもあったりしてうさん臭さしかなくなってきている昨今ですが、まあそれでも幸せについて考えなければ何をしているのか分からないので、幸せに生きていくということについて少し書く。 とこ…

加害者の哲学

東浩紀さんが、反出生主義のようなものへの抵抗として「加害者」の側から考えるという事をおっしゃっている。note.mu まあ、内容としては東さんが今まで言ってきた事そのままで、「家族の哲学」に直結している話なのだけれど、「加害者」という概念を打ち出…

インターネットとナショナリズム

インターネットにより社会の細分化と人々の分断が進むと、全体をまとめるものが求められるようになる。それがナショナリズムであり、否定神学的連帯であり、トランプであり反安倍でありN国党である。基本的には友と敵との線引きという発想で、全体をまとめる…

多様性を指向し差別を否定すると分断に向かう

先日、昔のインターネットは、様々なアイデンティティを内包していた1つのコミュニティだったからよかったというような記事を書いたけど、なぜそんなことが可能だったのかを悶々と考えていた。 たどり着いた答えは、使い古されたシンプルな考え方だ。友敵理…

ニコ論壇の終焉

2010年代も終わろうという2019年、色々起こっている。色々と節目をむかえているのかもしれない。 京アニの事件は象徴的な出来事かもしれない。絶望的な気分になるのは、あの事件は文化史視点からも語られるべきだと思うのだが、誰もその視点から語ることが出…

昔のインターネットはよかった?/誤配のあるコミュニティ

昔のインターネットはよかったというのはSNSなどで定期的に見かける話題だ。僕もゼロ年代好きだったから、もちろんその感覚がある。 しかしその理由になると途端によく分からない感じになる。もっと和気あいあいとしてみんな優しかった、という話も当時を美…

多様性 / 共生 の構築

多様性が大切という文脈においては、佐々木俊尚さんが言ってるこの話が主流の考え方だろう。多様性とは、自分にとっては不快で嫌いなものであっても許容すること。 https://t.co/a11OibYx4i— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) February 4, 2019 「多様性とは、…

「老害」について

「老害」というのはSNSの台頭と共に非常によく聴くようになった言葉。年配者が若者に意見をすると「老害」といってウザがられる。あるいは最近では、高齢者が子供を交通事故で死なせてしまうのがどうしても許せず、高齢者全員から免許をはく奪するべきという…

自己啓発の問題点と小さな失敗について

ここ数年、SNSはすっかり自己啓発の場になったように思う。こんまりは大活躍だし、キュレーターや、ホリエモンやひろゆきなども自己啓発的な発信がずいぶん増えた。 自己啓発に対しては賛否両論あるが、自己啓発を支持する人にはある基本的な価値観があると…

言葉の意味の移ろいとWord2Vec

「赤飯を出しましょう」という言葉は何を意味しているだろうかと考えると、何かおめでたい事があってお祝いしようという意味を思いつくだろう。 言葉の意味の移ろい最近、生配信中に赤飯を喉に詰まらせて窒息死するというかわいそうな事故があった。breaking…

2ちゃんねるってけっこういいのでは

最近2ch(現5ch)をちょこちょこと眺めているのだが、あの場で行われている罵り合いがけっこういいなぁって思っている。個人的にホットなのはこのスレだ。rio2016.5ch.net 「相対性理論は決定論か否か」という感じでなかなか良い勢いで罵り合いが続いている…

文系脳の必要性

理系学問は再現性のある物事を扱う。ある事象の結果として一意に何が起こるかを考える。あるいはその再現性を利用して製品を作り出す。 どうも最近ではミクロな世界の運動は確率に支配されていて一意ではないということになっているらしいが、まあそんなこと…

引きこもり健康法

最強に不健康な引きこもり生活を送っているのにも関わらず健康診断でA以外取ったことがない僕の健康法を書こう。健康診断A判定である者の使命として書かなければならないだろう。といっても引きこもってるだけなので大して書くことはないのだけれど。 ちなみ…

逃走の哲学

13年前にニコニコ動画が登場して、ネット上ではそれまでの社会とは明らかに違う視点から様々な議論が行われるようになった。 その中心的な話題だったのは「逃走」だ。社会に用意されているレールからは逃走してもいいのだ。そこで語られていた逃走のための理…

東浩紀5.0と、脱構築の実践者としての「はあちゅう」

東浩紀さんが5.0にメジャーバージョンアップしたようだ。ポストモダン的な子供の哲学から脱却して、大人を脱構築する哲学を重点的にやるということだ。脱構築というのは「言葉の定義をずらす」みたいなことだ。 突然呟きますが、きわめて一般的に、「立派な…

もっといろんな事についてゆるく話せるといいと思うな(人間だもの)

近頃は専門家重視の時代になった。 たとえば人文系がAIとかシンギュラリティとかについて話していると「数学もプログラミングも出来ないくせにAIを語るな」みたいな感じで無数の突っ込みが入る。そういう世界になっている。 おそらくどのジャンルもそんな感…

オンラインゲーム的宇宙観

みなさん宇宙について考えていますか。宇宙はいいですよ。大きいし。 僕も宇宙ってなんなんだろうな~ってたまに考えるのですが、今のところ僕の宇宙観はけっこう固まっていたりします。なのでそれをつらつらと書いていきます。ちなみに電波感しかないので半…

【感想】1日で学び直す哲学 / 甲田 純生

何もかもを1日で学び直したい。そんな現代人にぴったりな本(?)1日で学び直す哲学?常識を打ち破る思考力をつける? (光文社新書)作者: 甲田純生出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/09/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 何かを学ぶ時は歴…

耳で聴かない音楽会

落合陽一さんが耳で聴かない音楽会というのをやってるみたい。これに非常に感動したのでちょっと書く。www.japanphil.or.jp これは聴覚障害の方たちでも楽しめる音楽会ということなのだが、要するに落合さんは「音楽会を楽しむのに音が聞こえる必要はない」…

長期予測から逃走する

逃げましょう。www.asahi.com 三つ子の育児、背負い込んだ母 泣く子を投げ落とした夜 この痛ましい話には2つの問題がある。1つはコミュニティの問題。もう1つはメンタルの問題。コミュニティの問題はすぐには解決するのが難しいが、独身者や核家族が増え…

非モテの不幸

僕はずいぶん長いこと非モテとして過ごしてきた。まあもともと引きこもり体質だったのだけど、特に社会人になって知り合い誰もいない土地で暮らすようになったのとニコニコ動画が流行した時期が一致したのもあって、とにかく仕事をするか家にいるかコンビニ…

バラバラの世界を諦める

インターネット以降の多対多の世界で、僕たちはバラバラに存在しながらゆるく繋がって社会を構成していく。そんな風になったらいいなと思っていた時期が僕にもありました。画一的だった10年前の日本社会において、インターネットはまさにそういう希望だった。…