人が文系理系問題の話をし始めると途端によくわからなくなってしまう理由の1つ

www.danshihack.com

文系理系問題ってこういう良くわからない話がぽこぽこ出てきます。以前から思ってるんですが、この文系理系というカテゴライズがおかしくて、本来はもう1段必要なんですよね。つまり文系/理系/一般 みたいな3タイプ必要なんだと思います。

理系の人は高校の時とかになんとなく数学が得意だからとかいう形で一応理系を選択して理系になっているんです。一方で、理系を選択しなかった人は自動的に文系に割り振られるという運用に実質的になってしまっているため、カントもヘーゲルも読んだことがないし英語も中国語も喋れないという”文系”が続々と誕生していて、これが文系理系問題がややこしくなっている原因の1つです。

理系はオタクと言われますが、本来は文系学問だってかなりオタクな分野です。理系は文系をバカにしがちですが、本来は文系学問はかなり頭を使う世界です。

だから文系理系どちらでもないもう1つの選択肢を用意することによって、文系を選択するという行為をもっと明確化すると、文系理系問題というのはだいぶすっきりするんじゃないかなと思うわけです。

※進学問題とかはあえて無視してます