アクアリウム 照明の点灯時間と水換えについて

今日は土曜日で休日だったけど、日々の睡眠の質が悪いせいかお昼ご飯食べてお昼寝したら夜になっていた。今日は水換えしようと思って午前中のうちにバケツに水を汲んで温度合わせをしていたから、ヒーターが突っ込まれた水の入ったバケツだけがあとに残されている。「水換え」というのは水槽内の水の1/3~1/2程度を水道水と入れ替えて、水槽内に貯まった有害物質を取り除くという、魚を飼うには必須の作業だ。


変温動物である魚は一般的に水温の急変に弱い。例えば魚は急に冷たい水にいれると即死したりするから、漁船では釣った魚をすぐに氷水に突っ込んで即死させて、釣られた後のストレスで身が変質することを回避している。だから、水換えの時は水道水を水槽の水温に合わせてから水を交換することで生態へのダメージを少なく出来る。


この水温合わせというのがなかなか大変で、感覚的には水道水の水温を5度上げるのに1時間くらいかかるから、水換えというのは待ってる時間を含めると何時間もかけて行う作業だ。一方で、水槽内の魚が活動している時間は水槽照明の点灯時間だ。照明の点灯時間は飼育者によってマチマチだが、一般的には1日のうち8時間程度。魚のストレスを考えると魚が活動している時間帯に水換えを行うべきなので、この8時間のうちに何時間もかかる水換えを実施する必要があり、なかなか計画性を要する作業だ。


だからお昼寝とかしてしまうと大変。僕は9時~18時まで9時間点灯してるけど、昼寝して起きたらもう照明は消えていた。だから今日はもう水換えをやるべきではないということになって、水のはいったバケツだけが残されている。おちおち昼寝もしてられないが、アクアリウムはそんな水換えを毎週やらなければいけないので、なかなか大変な趣味である。


アクアリウムをやってると水換えだけでなく、日々の生活を水槽の点灯時間に合わせる必要が出てくる。特に毎日の給餌は点灯時間内に行わなければならないのでなかなか大変だ。


一般的には照明の点灯時間を14時~23時くらいにして、夜ゆっくり餌をあげたり魚を観察出来るようにしている人も多い。ただ、僕は平日は23時過ぎくらいに帰宅するので、その後に餌をあげると消灯を3時くらいにする必要があり(人と同じで食後3時間は寝ないほうがいいらしい)、そうするとすぐに朝がやってくるので暗い時間が極端に短くなってしまうのだ。


だから僕は点灯時間を9時~18時にして朝餌をあげてから仕事に行くようにしている。起床直後に餌を与えるのも消化に悪そうだから(消化不良は魚が体調を崩す大きな原因)、9:30くらいに給餌している。つまり9:30に給餌するというのが僕の毎日の生活の制約になっていて、アクアリウムというのはそういう生活の制約を自分に課して、その見返りとしてかわいいお魚さんと一緒に暮らせる、そんな趣味なんだな。


そんなことを、昼寝から目覚めて、消灯済みの水槽と水の入ったバケツを見て思った。とにかく、明日こそは必ず水換えをしなければならないのだ。

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