GWはチャンピオンズリーグ準決勝
いよいよ今年のチャンピオンズリーグも準決勝。1年の区切りというとお正月とか新年度とかあるが、サッカー好きな人は6月のチャンピオンズリーグ決勝が終わって今年も1年終わったーと感じる人は多いと思う。その時間感覚でいうと今年ももう師走である。
今年のCL準決勝は以下の組み合わせ。
昨シーズンまで絶対王者だったレアルマドリードがクリロナが抜けたりして大混乱期に入っていて、今シーズンのCLは群雄割拠。どうなるか楽しみ。
リヴァプール vs バルセロナ
昨シーズン準優勝のリヴァプールと名門バルセロナとの好カード。お互いに今季のプレミアリーグとスペインリーグで首位同士と、まさに頂上決戦といえる。リヴァプールはドルトムントで香川真司を見出した男として日本の人にも馴染みの深いユルゲン・クロップが監督。ドルトムントでもおなじみだった縦に速いクロップのサッカーに対して、サラーとマネという両エースが非常にフィットしていて、一気に欧州のトップクラブに躍り出た。リヴァプールはベスト4の中では優勝候補の筆頭だろう。不安材料としては他のビッグクラブと比べて選手層の薄さが目立つところか。特にサラー/マネ/ファビーニョあたりは代えが効かないので、決勝まで怪我無くいってほしい。
バルセロナは意外にも4年ぶりのベスト4。2010年代初頭の最強を誇ったチームのイメージがいまだに強いが、もう当時のメンバーで残っているのはメッシ/ブスケツ/ピケくらいだろうか。コウチーニョやデンベレなどスター性のある新しい選手も活躍しているが、今のバルセロナは昔以上にメッシ中心のチームになっている。準決勝でメッシがどんなプレーを魅せてくれるかが楽しみだ。
トッテナム vs アヤックス
一方のこちらは比較的ダークホース同士のカード。特にアヤックスは今大会の台風の目で、若い才能で溢れかえっている。両チームともビッグクラブを倒してベスト4に上がってきた勢いのあるチームだ。トッテナムは準々決勝でマンチェスターシティを下して勝ち抜いてきた。シティはチームとしての総合力では現在世界No1のチームだと思うが、激闘の末にトッテナムが倒した。この準々決勝2レグは非常に良いゲームで今大会のハイライトになるかもしれない。
また、日本人としてはトッテナムでエースとして活躍しているお隣の韓国代表のソンフンミンも注目だろう。今までアジアでもっとも成功したサッカー選手といえば韓国のパクチソンだと思うが、このままエースとしてチームをCL優勝に導けばその座はソンフンミンのものになるだろう。
一方のアヤックスは今もっとも注目されているチームだ。もともとアヤックスは質の高い若手選手をビッグクラブに送り出すことには定評のあったチームだが、今季のアヤックスにはデ・ヨングをはじめとした将来のスター候補の若手選手がたくさん所属している。そんな才能ある若い選手たちがレアルマドリードやユベントスといった優勝候補のビッグクラブを粉砕して勝ち上がってきた。
おそらく来シーズンには今の主力選手たちはビッグクラブへ移籍してしまうだろうから、この若さと才能溢れるチームがみれるのもあとわずか。これはもう見るしかない。
ということで準決勝が楽しみだ。CL準決勝1stレグはGWなので夜更かししても安心!