いまさらながらWikipediaすごい 

集合知すごい。

 

その情報量はもちろん注目されてるけど、文章の構成が各ページ間でしっかりと統一さあれてるのがすごい。僕はアニメのページばかり見ているのですが、これが実に綺麗に整頓されているのです。

 

灰羽連盟

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%B0%E7%BE%BD%E9%80%A3%E7%9B%9F

進撃の巨人

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA

京騒戯画

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%A8%92%E6%88%AF%E7%94%BB

 

例えば仕事で10人くらいの組織にドキュメント書かせてみても、だいたいみんな適当に手を抜くものなので、ここまで統一されたものなかなか出てくないんじゃないでしょうか。それがネット上で誰とも分からない人達に自由にまかせておけば完璧な仕事をしてくれるわけです。どういう力が働いてるんだろう・・・。興味深いです。

これのなにがいいって、アニメのページだと「声 -」の記述の前後をとるだけで登場するキャラクター名とその声優のセットがとれちゃう。そんなプログラムを書いておけば、あとはクロールするだけでだいたいの日本のアニメのキャラクターとその声優が自動的にとれちゃうのですよ。すごい。

以前作ったアニメのランキングのやつはそんな感じでとってます。

http://niconico.anirank.info/anirank/

googleも検索キーワードに関連する情報をwikipediaから自動取得して検索結果に表示してるっぽい?

https://www.google.co.jp/#q=%E7%81%B0%E7%BE%BD%E9%80%A3%E7%9B%9F&safe=off

 

wikipediaには無限の可能性がつまっていると思われるので、何に使うか考えるだけでwkwkしますね。

 

今期のアニメの評価まとめ

おもしろかったやつだけ。ランキング形式。

 

1位:京騒戯画

京騒戯画公式サイト東映アニメーション

いまのところ、今期いちばん面白い。これ系のやつは完全に結末次第なので最終的にどうなるかはわからないのだけれど、0話を見る限り期待が大きい。というか0話のコトと古都が会うあたりの展開がもう神すぎてつらい。あのシーンが本編でどう描かれるのか本当に楽しみ。

 

2位:凪のあすから

凪のあすから

これも好き。三角関係のラブコメっぽいけど、登場人物みんなが理性的な人だからギリギリのラインで友人関係が優先されて維持されていくというのが岡田麿里らしい。2クールらしいので、中盤はその糸が切れたように人間関係がぐっちゃぐっちゃになりそうで楽しみw あと毎回視聴者を微妙な気持ちにさせたところでエンディングがフェードインしてくるのがいい。やなぎなぎの歌もすごく合っている。

 

3位:ログ・ホライズン

NHKアニメワールドログ・ホライズン

時期的にも内容的にもFF11が元ネタだと思うのだけれど、MMOやったことある人とか、今やってる人とか、面白いと思う。リキャストがーとかいう台詞出てくるとにんまりしてしまう。SAOの二番煎じとかいう評価が多かったけどぜんぜん違う。SAOは舞台設定はネトゲだけど内容はネトゲ関係ない。ログホラは完全にMMO。ログホラは実際あるMMOの設定をトレースしていて、その上からなるべくはみ出さないように、まるで主人公たちがゲームをプレイしているような感じの物語になっていると思う。あと、アカツキかわいい。ちびっこキャラで主人公のことを「主君」と呼ぶが実年齢20代という痛さがたまらなくかわいい。

 

4位:のんのんびより

10月放送開始TVアニメ『のんのんびより』公式サイト

今期いちばん話題になってるのはキルラキルだと思うけど、徐々に話題に火がついてきて、MADとかもたくさん作られてきて勢いがあるのがのんのんびよりだと思う。日常系といえば日常系なのかもしれないけれど、舞台がド田舎過ぎて他の学園ものとは一線を画す。僕は日常系というのは結局のところギャグ漫画だと思っているのだけれど、ちゃんとギャグ要素も入っていて好感度が高い。1話のたぬき出てくる所は最高でした。にゃんぱすーで有名。

 

5位:キルラキル

TVアニメ『キルラキルKILLlaKILL』オフィシャルサイト

基本的に熱血系のバトル物は苦手なのだけど、60年代70年代のアニメの要素がふんだんに盛り込まれていてとてもよく出来ている印象。特にマコ一家はその象徴だと思うのだけれど、よく描けていると思う。主人公がパンストみたいにめんどくせー系のキャラだったら僕好みだったかもしれないけど、まぁそこは単に好みの問題の気がする。

 

ネタバレ全開で劇場版 魔法少女まどかマギカを批判してみる

前回絶賛したのですが、まぁ絶賛してるだけじゃつまらないので批判もかきます。

http://fujiriko59.hatenablog.com/entry/2013/11/04/024507

 といっても、僕はまどマギの正当な続編、つまりほむらちゃんの最終回のあのシーンのその後が見れればそれで良かったので、そういう意味では大満足な作品だったのですが。

 

 

 

※以下、ネタバレ全開。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さーて、今回の劇場版批判は

 

①QB万能すぎ。

②さやかちゃんが登場するのはどう考えてもおかしい。

③テレビ版の神エンドがぶち壊し。

 

の三本です。

 

 

 

①QB万能すぎ。

まぁこれはいいですかね。まさかの円環の理ブレイカー。無茶苦茶です。が、まぁそもそもまどマギって無茶苦茶なのでここを突っ込んでもしょうがないですね。

 

②さやかちゃんが登場するのはどう考えてもおかしい。

劇場版にはまどかによって消されたはずのさやかちゃんが、そのままの人格で全ての記憶を持ったまま登場します。つまり、本物のさやかちゃんが登場します。これは一番あかんかったポイントですね。登場させるならもう少し別の方法にならなかったのかと。劇場版でなぜさやかちゃんが登場出来たのかというと、「円環の理に導かれた魔法少女は円環の理の一部になる」という設定を作ったからですが、この設定はいろいろとぶち壊しますね。この設定は劇場版ではずいぶんとサラっと出てきてますが大事件です。TV版ではマドカが永遠の孤独にとらわれるという自己犠牲により、全ての魔法少女を救うという結末でした。ところが劇場版で、実は魔法少女はみんな円環の理になるんだよ(テヘペロ)みたいないことになってしまって。それって魔法少女は最終的に必ずマドカによって永遠の孤独の中に放り込まれるということなので、魔女になるよりもずっとずっと残酷なことなんじゃないでしょうか・・・。いや、むしろ天上世界にはマドカファミリーみたいなのが広がっていてみんなでわいわいやってるんでしょうか。それじゃあむしろ全然孤独じゃないじゃんっていう。

マドカの孤独っていうのはこの劇場版の最大のテーマで、ほむらが「1人になるのは嫌」というマドカの話を聞いたところから結末へ向かっていくわけです。でもさやかちゃんも(だけじゃなく全ての魔法少女が)ちゃっかり円環の理になっちゃってると、マドカの孤独感や自己犠牲感とはなんだったんだと。いったいどうなってるんだ。わけがわからないよ。

 

③テレビ版の神エンドがぶち壊し。

まどかが魔女化したほむらを救済するってところで終わっていれば、この劇場版は非常に出来のいいエピローグになってたわけです。ところがまぁ最後にどんでん返ししてテレビ版のラストまでをも否定してしまうわけですね。テレビ版の最終回は本当によく出来ていたのですが、劇場版を見てしまうともうテレビ版の最終回は額面通りには受け取れなくなってしまいます。じゃあひっくり返して余りあるだけの内容がこの劇場版にあったかというととてもそうは思えません。「たとえ悪になってでも好きな人を救う」というほむらの決断は、それ自体は面白いけれど、テレビ版の最終回をそっくり否定してまでやるほどのメッセージ性はなかったように思います。しかもまどかを引っこ抜いても円環の理は機能し続けているという悪にもなりきれない中途半端さ。ここには前述の②の問題も絡んできて、もう何がなんだか感が半端ない。

 

 

という感じです。まぁ③は前回の記事では良かった点にあげているところでもあるのですがね・・・。③をやろうとするクリエイターとしての勇気は素晴らしいですが、質が追いついてたかというとまぁ疑問ですかねー。とりあえず②さえ解決する設定をなんかこさえてほしいなー。。。といってもこの設定はほぼさやかちゃんを登場させるためだけに使われているものなので、まぁここは見なかったことにしても問題はないかもしれない。

いずれにせよ、テレビ版では詳細に作りこまれていたSF的設定は、劇場版ではかなり荒いですね。といってもその辺りに、内容も大したことがなく結末もみんなが知ってるっていう縛りの中で作らなきゃいけないという、制作陣の苦悩が見え隠れしていて面白くもあるのですがね。

ネタバレ全開で劇場版まどか☆マギカをわりと絶賛してみる

まどマギ劇場版批判も活発になってきました!

http://blog.livedoor.jp/uritwi/archives/34504319.html

 

ここでは、ネタバレ全開で劇場版まどか☆マギカをわりと絶賛してみますーーー。

 

ネタバレありですーーー全開ですーーーーー

 

 

 

 

ようやく観に行ってきました劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語。

TV版のまどマギはよく出来てるなと思っていたけど、特に熱狂的にファンとかいうわけじゃないです。好きですけど。でもこれだけ話題になってると観に行かないわけにはいかなくなるというのがアニオタというもの。というかはてなブックマークにネタバレ怖くて開けない記事がたくさん並んでる状況が許せなかった事の方が大きかった。

ほんで、観に行ったわけですが。良かったです。いや、素晴らしかったです。

 

※以下、ネタバレ全開。

 

 

 

 

 

この劇場版で一番注目していたのが、完璧に完成された完結を迎えていたTV版の続編つくるの・・・!?(むりやろ・・・)ってところでした。しかもそのまま進めたらマドカもいないしさやかちゃんもいないし、話が成り立たないじゃないですか。どないすんねんな、と。僕はまどマギに哲学的なメッセージとか設定の奥深さとかは一切期待していないので、ほぼそこだけ注目してました。

それでね、その点で観ると本当上手いことやったと思うんです。テレビ版の続編となると、テーマとしてはほむらちゃんのその後の戦いとまどかとの再開(ほむらの死)以外にはありえないわけなんですが、このテーマが実に難しいのですよね。どう考えても面白くなる要素がないw

そんなわけで全然期待してなかったのですが、実際のところの劇場版の脚本はどうなったのかというと、ほむらちゃんの終幕(魔女化と浄化)だけを描く事で、ほむらが望んだ世界ということにしてもう一度まどか☆マギカを再現しちゃうんですよね。これは本当に見事でねー、QBがマドカを邪魔してほむらちゃんの魔女化を助けたっていうあたりは苦しすぎる設定ではあるけれど、まぁそんなことはどうでもいいですよ。だって魔法少女ものなんですから。

とにかく魔女化したほむらちゃんが作り出した夢の中という形で物語を進めることで、マドカ達5人の魔法少女が勢ぞろいしてスクリーンの中で圧倒的なエンターテイメントの世界を繰り広げることが出来たわけです。これは良いアイデアでしたね。だって本当はマドカもさやかちゃんもいないのに、物語の進行上無理なく、それも夢オチとかの脈絡のないものではなくて最終的にほむらを救うという重要な役目を負わせながら全員を登場させることが出来たわけですから。

 

まず、これが良かった点①です。いないはずの魔法少女も全員出して、変身シーンとか戦闘シーンとか日常シーンとかもあって、楽しい。それでいてご都合主義的ではない(全員がそこにいてエンターテイメントすることへの物語上の必然性はある)。

 

 

次に良かった点②。後日談としての劇場版。これはいかにもまどマギらしく綺麗にまとまってましたね。これぞまどマギですよ。

もう後日談としてはほむらちゃんが敵と戦って、最終的にソウルジェムが濁りきってマドカに消されるって話しか出来ないわけなんですが、どう考えても面白くないんですよね、これ。それをQBに色々役回りを押し付けることによって、マドカがほむらを消すための冒険劇にしたわけですね。これも良いアイデアでしたねー。QBはちょっと無理しすぎな感はいなめませんが、まぁそこは魔法少女ものですから。それにしてもQB便利すぎますね・・・。

まぁとにかく全知全能のQB様のおかげで、ほむらのソウルジェムが濁ってマドカに消されるっていうどうしようもない話を、魔法少女全員で魔女化したほむらを救いだすとかいう燃える物語に転換したわけです。ほむらの魔女化っていうのも、やっぱりまどマギファンは見てみたかったところですよね。

 

僕は今作ではこれが一番感動しましたね。このどう考えてもつまらないプロットを、ちゃんとエンターテイメントに仕立て上げる仕事っぷりに感動しました。

 

 

次に良かった点③。正直なところ、①と②でもう十分満足だったのです。ほむらがマドカに消されるっていう、言ってみればほとんどエピローグにしかならないような話を、100点満点の完成度でここまでやったんだからもう十分でしょうと。いや、制作陣もみんなそう思ってたんじゃないかな。「綺麗に終わった!やった!!!」ってね。で、物語の終盤どうなるかというと、全部ぶっこわしたwww

いや、もうあの終盤の展開は面白いとか完成度とか設定とかどうでもいいっすよ。どうせまどマギはQBがいる限りどうとでもなる物語なのです。まぁあの結末には賛否両論あると思うのですが、それよりも単に②で終わらせなかった制作スタッフに感心しました。素晴らしいです。ほんとに。

 

という、以上3点よかったところでした。

何度も言いますが続編なんて作ったらどう考えてもつまらない話なので、サイドストーリー的なところ(あるいは全然違う舞台)に逃げるのかなとも思っていたのですが、ちゃんと100%続編でしたね。とにかくちゃんと続編だったことが本当に良かった。ほむらがマドカに消されるだけの(しかも映画の観客全員がその結末を予測出来る)物語で映画作るのは本当に大変だったと思うのですが、至る所に工夫をこらしてちゃんとしたエンターテイメントに仕立てあげられていた仕事に感動しました。

 

唯一不満をあげるなら、QBが単に悪役というところでしょうか。もうちょっと癒し系なキャラだった気がする・・・!この劇場版はQBの扱いがひどいw

 

ニコニコ静画の電子書籍の検索がひどい

マギ読もうと思ってニコニコ静画の電子書籍でマギって検索したらなんか・・・

『マギ』の検索結果

f:id:fujiriko59:20131028030000p:plain

 あいたま??? あれ、マギは・・・?

 

ページをたどっていくと

f:id:fujiriko59:20131028030116p:plain

6ページ目にいた。

 

以前はマギって検索したらマギとあと数個だけ出てきていたような記憶があるんだけど、今は131件とか引っかかっているので、ニコニコ動画銀座あたりであいまい検索的な検索結果を広くする機能を追加してるんですかね。

まぁECサイト的にはいろいろヒットした方が導線になるのでいいですよね。

でもね、あいまい検索してるのに名称順で表示しちゃだめでしょというかなんというか、、、

 

これはさすがになんとかしてほしいなぁ。

 

(追記)

新検索βの方はまともっぽいのでこっちを使うといいですね。

 

 

 

2013年 秋アニメ ランキング とElasticSearchをつかってみた

秋アニメを登録してみた。

http://niconico.anirank.info/anirank/

 

まだ始まったばかりだけど今のところ

1位:蒼き鋼のアルペジオ

2位:キルラキル

3位:凪のあすから

4位:東京レイヴンズ

5位:メガネブ!

6位:機巧少女は傷つかない

7位:境界の彼方

8位:京騒戯画

9位:世界でいちばん強くなりたい!

10位:弱虫ペダル

 

アルペジオがトップなんだけど、OP担当のnanoさんの動画がのびまくるので、nanoさんがOPやってるアニメはこのランキング絶対にスタートダッシュ決めるという不具合が(;・∀・)

東京レイヴンス見てないけど、一度みてみようかしら。

 

あと、今までSQLでランキング保存したり取得したりしてたところをElasticSearchに置き換えてみました。見た目なにも変わってないけど、検索の挙動が変わってます。以前は完全一致したものしか拾ってこなかったのが、今はbigramであてにいってるのでけっこう色々引っかかってきますね。どっちがいいのか(;・∀・)

トークナイズは形態素解析も試してみたけど、やはり辞書がちゃんと出来ていないと精度が悪すぎたので却下。本当は形態素解析とbigramのマルチフィールドにした方がいいのかもしれないけれど、そもそも検索順位を新しい順で固定してるのでマルチフィールドにしても効果なさそうなのでやめましたー。

 

そんじゃーね