加速する世界
ホリエモンやメンタリストDaiGoさんはN国に夢中のようだ。
また別の世界では、オタクvsフェミニストの二項対立に忙しい。
いままさに起きているのは「男性特権を許さない市民の会」と化していくフェミニストなのだけど、わかり手師匠がまったく逆のことを言っているのはとても興味深い。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)🌔 (@terrakei07) November 6, 2019
御田寺さんの固定ツイート。
今、𝑻𝒘𝒊𝒕𝒕𝒆𝒓は優しさの時代へ。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)🌔 (@terrakei07) 2019年6月15日
これだけフェミニスト批判しておいてもうなにがやさしいのかよく分かないし、
それでは今日のマガジンのお時間です! / 白饅頭日誌:9月17日「SNSで『加害者さがし』が終わらない理由」|白饅頭 @terrakei07|note(ノート) https://t.co/A7olAdnV0L
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)🌔 (@terrakei07) September 17, 2019
といいながらフェミニストを在特会(=加害者)扱いなのもよく分からない。また、フェミニストの人達もやりすぎだろう。
これはオタクvsフェミに限らず、最近ではあいちトリエンナーレの表現の不自由展をめぐる騒動などもあった。色々な二項対立によって、各人の立ち位置が鮮明になり、右と左に分かれて大騒動だ。
そんな一方で、こういうものから距離を置きたい人達はこういうものを頑なに拒絶して面白リツイートばかりするようになったし、釣りの人達は釣りのことばかりツイートするし、プログラマーの人達はプログラミングのことばかりツイートする。
少なくともSNS上では、あの人はああだよねと一言で表現出来る、staticな構造の分かりやすい世界へ向けて加速している。千葉雅也さんに言わせると、この分かりやすさはテクノロジーの正当な帰結で、そういう意味ではほとんど無条件に理系が優位という昨今の価値観も考えものだ。
基本的に、オタク的記号的文化は、世界を予測可能性の範囲内に収めたいということで、それは近代科学、テクノロジーの正統な帰結である。
— 千葉雅也『アメリカ紀行』発売中 (@masayachiba) October 21, 2019
東浩紀さんは、「弱いつながり」だとか「ゆるく考える」だとかというのを著書のタイトルにしている。ここでいう弱いとかゆるいとかいうのは「staticでない」ということだと思う。
まあもちろんそんなのはSNS上だけで現実世界ではぐちゃぐちゃなんだよという話はあるだろうし、そうであってほしいと思う。僕も静的な構造に捕まらずによく分からない感じでやっていこうと思う。まあ、SNSももう少しぐちゃぐちゃしていた方が面白いと思うけど。ちなみに僕はSNSで仕事の愚痴とかを見るのが好きだ。大切な問題は身の周りにある。まあ仕事の愚痴はそれはそれで固定化されてしまうと大変なのだけれど。