加速する世界

ホリエモンやメンタリストDaiGoさんはN国に夢中のようだ。

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また別の世界では、オタクvsフェミニストの二項対立に忙しい。


御田寺さんの固定ツイート。

これだけフェミニスト批判しておいてもうなにがやさしいのかよく分かないし、

といいながらフェミニスト在特会(=加害者)扱いなのもよく分からない。また、フェミニストの人達もやりすぎだろう。


これはオタクvsフェミに限らず、最近ではあいちトリエンナーレの表現の不自由展をめぐる騒動などもあった。色々な二項対立によって、各人の立ち位置が鮮明になり、右と左に分かれて大騒動だ。


そんな一方で、こういうものから距離を置きたい人達はこういうものを頑なに拒絶して面白リツイートばかりするようになったし、釣りの人達は釣りのことばかりツイートするし、プログラマーの人達はプログラミングのことばかりツイートする。



少なくともSNS上では、あの人はああだよねと一言で表現出来る、staticな構造の分かりやすい世界へ向けて加速している。千葉雅也さんに言わせると、この分かりやすさはテクノロジーの正当な帰結で、そういう意味ではほとんど無条件に理系が優位という昨今の価値観も考えものだ。



東浩紀さんは、「弱いつながり」だとか「ゆるく考える」だとかというのを著書のタイトルにしている。ここでいう弱いとかゆるいとかいうのは「staticでない」ということだと思う。


まあもちろんそんなのはSNS上だけで現実世界ではぐちゃぐちゃなんだよという話はあるだろうし、そうであってほしいと思う。僕も静的な構造に捕まらずによく分からない感じでやっていこうと思う。まあ、SNSももう少しぐちゃぐちゃしていた方が面白いと思うけど。ちなみに僕はSNSで仕事の愚痴とかを見るのが好きだ。大切な問題は身の周りにある。まあ仕事の愚痴はそれはそれで固定化されてしまうと大変なのだけれど。