炎上にとりこまれる

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 先週からロシアでいよいよ始まったサッカーW杯。にわかサッカーファンの僕自身も非常に楽しみだったんですけども、今回は日本代表の応援をボイコット。

この「結果がよけりゃぜんぶオッケー!」みたいな空気に僕はひどくイラついています。

たかがサッカーではありません。今回のハリルホジッチ解任は「森友学園」や「加計学園」疑惑、自衛隊の日報の隠蔽、日大アメフト部の不祥事、企業の会計不正などと同質構造による「筋の通らない権力の横暴」であり、それらはみんなひとつに繋がる話なのです。


これはたかがサッカーの監督交代の話なのです。戦術や手法について賛否両論があります。


有名人だと村上アシシさんとか、ハリルジャパンを追いかけ続けて思い入れがあった人がふざけんなとなるのは分かりますが、にわかサッカーファンですとおっしゃってますしそういうわけでもないと思います。そうだとすると疑問が浮かびます。いったい何にそんなにイラついているのでしょうか。


これは、「みんながイラついてるのに共感してイラついている」という一般的な炎上の構造に巻き込まれているだけです。さらにこのイライラに対して「この決定で日本のサッカーは数十年後退した」とか「これは自衛隊の日報問題と同じだ」とかという感じで論理飛躍を繰り返してネガティブフィードバックがかかると、日本代表を応援してる人を見るだけでイライラが止まらないというようなことになります。この状態に陥ると被ストレス値が発散してしまい精神衛生上非常によくないので、炎上とかを目にしないようにこころがけた方がいいと思います。


つまり日本代表の試合を見るかどうかは大した問題ではなく、それよりも、はてなブックマークを見るのを止めることが幸せな生活をおくるためには重要なのことなのです。

ワールドカップ セネガル代表

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「自分なりに予選であたる3カ国を分析したんですけど、セネガルは普通にやったら勝てない相手。コロンビア戦で出した以上の一体感を出せないと、勝ち目はないなというレベルの相手ですね」


ワールドカップも各チーム初戦を終えましたが、出場国全チームを見渡して一番強いと感じたのは、日本の次の相手セネガル。まあもちろん優勝候補と呼ばれるチームは大会前に追い込んでないのでコンディションがまだまだこれからではあるのですが、それを差し引いてもセネガルはかなり上位まで行けるチームだと思います。


今までのアフリカチームと比べても突出している各選手の身体能力の高さ。スピードの速さ。ボールコントロールの上手さ。それに加えて攻守に渡ってよく整備されている戦術。全選手のクオリティが高いですが、マネというCL決勝でもゴールを決めているスター選手に加えて、ニアンやサールといった規格外の個人能力を持った若手選手がいます。


まあまだ初戦しか観てないのでセネガルが意外な脆さをはらんでいる可能性もありますが。


日本代表にとってセネガル戦はこのグループの覇権をかけた決戦になるので非常に楽しみなチャレンジではありますが、もし負けたとしてもあまり気に病まないことですね。セネガルポーランド戦と同じパフォーマンスを今後も続けていくなら、日本代表としてはブラジルやドイツの方がやりやすいと思います。そういうレベルの相手です。香川の技術や大迫のキープ力、乾長友の左サイドに長谷部柴崎の落ち着いた展開力、そういった日本のストロングポイントは優勝候補を相手にしても通用すると思うのですが、セネガル守備陣の前には無効化されてしまうかもしれません。



個人的にはセネガルにはけっこう思い入れがあって、2002年の日韓ワールドカップの時にはセネガルをマイチームにして応援してたんですよね。その時のキャプテンが今回の監督らしく、日本戦はなかなか複雑な心境ですけど、ポーランド戦を観てすっかりセネガルファンになったので今大会でもセネガルを応援していこうと思います。


僕昔からやってるのですが、初戦を観てお気に入りのマイチームを作るとワールドカップの楽しみが増えるのでおすすめです!


まあ日本代表についてはポーランドを撃破すれば何も問題ないです。

サッカー日本代表 コロンビア戦感想

勝った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



前半はちょっとダメなところが出ちゃったけど、後半になってコロンビアがあれだけ引いて守ってても柴崎を中心にチャンスシーンを次々と作りだせたのはこのチームのクオリティの高さですね。


選手も最近のインタビューで言ってたけど、原口のプレーに代表されるようなハリルジャパンがやってきたデュエルの要素に、日本が長年指向してきたビルドアップのクオリティが上積みされているような状態で、本当に良いチームだなこりゃ。


岡崎の怪我も間に合ったみたいだし、本田もいろいろ言われてる中で結果を出した。次のセネガル戦も楽しみだ。



(追記)

ポーランドvsセネガルをみました。セネガルやばい。


僕が西野ジャパンのガーナ戦を観てからわりと楽観的だったことの一番の理由は、日本代表の控えまで含めた個々の選手のクオリティが日本代表史上最高と言っていいくらい高いことで、その選手達がガーナ戦では久しぶりに気持ちよくプレーしているように見えたことです。ここ3年間ハリルに弱い弱い言われ続けて来たのでみんなネガティブになってますが、2014年メンバーもいまだにクラブでのパフォーマンスが落ちてないし、落ち着いて見渡してみるとなかなかすごい選手層になってます。


ただ、セネガルにはそのクオリティが通用しないかもしれません。強豪国が次々と勝ち点を落とす中、セネガルはもしかしたら今大会の主役になるチームかも。


なんとか善戦して勝ち点をあげてほしいです。予想もしないところから足が伸びてくると思うので、DFラインとボランチは余裕をもってキープしないと奪われてカウンターの餌食になりそうです。

好きなものを整理する

あるメンタリストDaiGoさん曰く、幸せに暮らすためには好きなものを選ぶことが重要なのだそうだ。そしてそれ以外のものは極力排除して、生活の導線を整備して自分の行動が自動的に好きなものに向かうようにするのがいいそうだ。


僕が好きなものを思いつくままに書いてみると

  • インターネット
  • 音楽
  • サッカー観戦
  • 女子
  • 仕事
  • 料理
  • 読書
  • 囲碁
  • アニメ
  • お笑い

とかだろうか。


別のメンタリストDaiGoさん曰く、マルチタスクこそが全ての問題の元凶とのことだ。1日におけるタスクスイッチの回数はそのまま被ストレス値に換算出来て、タスクをスイッチするたびに我々の精神は病んでいく。これは実感としてけっこうしっくりくる考え方で、長時間労働問題も実はマルチタスク問題なのではないだろうかと思える。


そうすると、いかにタスクスイッチの回数を減らすかというのが重要であり、それは作業の進め方を変えるだけで改善することが出来る。AとBという2つの仕事があった時に、

「A->B->A->B->A完了->B完了」

と交互に進めるのではなく、

「A完了->B完了」

と1つずつ完了させるのだ。


まあ当たり前の話だけど、こうすることによってタスクスイッチの回数を激減させることが出来てストレスから解放される。このようにマルチタスクにならない工程になるように工夫することがもっとも大事なことなのであり、仕事で部下に作業指示をするリーダ的な役職の人であるならば、いかに部下がマルチタスクにならないように作業をふるかというのが、マネジメントにおける最重要のスキルであると言えるかもしれない。



それはそれとして、どんなに工程を整理してもあれもやりたいこれもやりたいとやっていたらどうしてもマルチタスクに陥ってしまう。そこで、好きなものを厳選してそれに集中することが大事になる。


ということで先に挙げたものの中から厳選すると

  • 音楽
  • 仕事
  • 女子
  • 読書

あたりを選ぶのがいいだろうか。

また、実行時間が限定されていてマルチタスクになり難いものとして

  • サッカー観戦
  • 料理

があって、こういういつでも出来ないものは趣味としてはいいかもしれない。



さて、好きなものを取捨選択するにあたって僕にとって問題なのは

  • インターネット

である。インターネットは僕が長年に渡って最も大切にしてきたものだからだ。10年以上前に2chから始まり、ニコニコ動画Ustreamの創世記を見てきたので、インターネットが可能にするあの新しい文化が世界をもっと自由にしてくれるのではないかという期待が今でも消えていないのだ。


しかしここで一度現実に目を向ける時が来たのかも知れない。僕はインターネットを切り捨てようと思う。今のインターネットはどうでもいい炎上だらけだし、出る杭が徹底的に打たれまくる僕の期待とは真逆の場所になってしまった。マツコ・デラックス坂上忍のような変な人達が最前線に登用されるテレビの方がまだマシなのではないかとすら思えてくる。彼らがネットの世界にやってきたら、変なことを言ってるというだけで来る日も来る日も炎上だろう。


メンタリストDaiGoさん曰く、人には共感力というものが備わっているので、炎上のような他人のネガティブな感情に触れると自分もストレスを感じてしまい、そのストレスをなんとか発散するために心の弱い人は炎上に参加してしまうということが起こるらしい。これはまるで薬物中毒者であり、それが故に炎上商法というものは成立する。


インターネットは僕が期待していたようなものではもはやなくなっているし、それどころか炎上続きでメンタルにも最悪な場となっているという現実を受け入れて、僕はインターネットを切り捨てることにしようと思う。


具体的には、はてなブックマークchrome拡張を削除、及び、はてなブックマークをブックマークから削除することである。はてなブックマークは、ユーザーがネット上のあらゆるコンテンツにログを残せるというインターネットの思想としては理想的なサービスなのだが、それが故に上述したような負の影響をもろに受けてしまっている。そのため、はてなブックマークを僕の生活から排除することにした。


さて、これはすでに今日のお昼すぎに決行したのであるが、もうすでに手の震えが止まらなくなっている。つまり僕もまた中毒患者だったのである。どうしよう。


まあ頑張ろう。さらばはてブ。また会う日まで。好きなものを選んで、そうでもないものは捨てていくのである。

サッカー日本代表 パラグアイ戦感想

4-2で西野ジャパン初勝利。やーひとまずほっとした。


乾の同点ゴールは、僕が本当にこの3年間待ち望んでいたものでした。遅攻局面(相手のDFが完全に整っている状態)でDFラインからビルドアップしてボランチ経由して中央バイタルを完全に攻略してのゴール。これはハルリジャパンではありえなかったゴールなんですけど、やっぱこれが一番テンション上がるよね。本当に良いゴールでした。


西野ジャパンになってからこれまでの2試合もそこまで悪くなかったのですが、

大迫 → 岡崎
宇佐美 → 乾

この2枚の違いが決定的だったと思います。西野さんが発言してなぜか批判されてた決定力というものをこの2枚代えがもたらしてくれたと思います。


岡崎はやっぱりすごい選手だということを再認識。乾の同点ゴールシーン、あのスペースに岡崎も岡崎もマークするDFもいなくてぽっかり空いていたのが素晴らしいです。これは岡崎が試合を通して裏を狙い続けた結果として、乾が突っ込んでくるあの場面でも相手のDFが岡崎への対応のために1〜2m下がったポジションを取っていたといえます。もちろん一概にそうとは言えないことは大前提として、大迫は下がってあのスペースでもらいたがるので、FWが大迫だったらあそこには相手DFが密集していて乾のゴールはなかったかもしれません。4-3-3でポゼッションスタイルの場合、ワントップの選手は非常に重要です。2014年、スペインがポストプレイヤータイプのFWをワントップに据えて2連敗でグループリーグ敗退しましたが、ワントップをビジャに代えた第3戦は見違えるような内容のサッカーになりました。チーム全体としてパスが小気味よく回って2列目の選手がエリア内にどんどん侵入していけるような時は、一見何もしてないように見えるワントップの選手がすごいのです。相手のDFラインをコントロール出来るワントップというのはなかなか貴重で、日本だと柳沢や前田が上手かったです。今だと岡崎ですね。


それと左サイドから宇佐美がいなくなったことで中盤が本当にダイナミックになりました。前半の香川のスルーパスに乾が反応した決定的なシーン、あの斜めの動きに象徴されるようなプレーが宇佐美にはないんですよね。


あとは誰が出てもチームとして今日くらいのクオリティは出せると思うので、残りの1週間、し烈なチーム内競争を繰り広げて最高の状態でコロンビア戦を迎えてほしい。


まあ僕は単に香川ファンなので、香川にスタメンを勝ち取ってほしいですけどね。

サッカー日本代表 スイス戦感想

テストマッチとしては申し分ない相手だったスイス代表。個人の能力と組織力が高いレベルでバランスした理想的なチームでした。スイスというチームはザックジャパンが目指していたところに近くて、日本代表は2014年のたった一度の失敗で諦めずにこの路線を突きつめていくべきだったと思います。そうすれば直前の解任劇でこんなゴタゴタになってしまうこともなかったでしょう。ハリルを登用した人事はめちゃくちゃ反省してほしい。


試合ですが、そのスイスのホームに乗り込んでの試合だったのである程度やられるのはしょうがないですが、バイタルでフリーで前を向かれたりとか、サイドを攻略されたりとか、たまに一発ロングパスで一気にシュートにもっていかれたりとか、スイスの変幻自在の攻撃になかなか対応するのが難しい試合でした。


特に日本は中盤でパスではなくドリブルでも突破出来るチームに弱くて、これは日本のフィジカルの弱さもあって、しっかり人数かけて潰しにいけてるにドリブルでかわされてしまって一気に前を向かれてしまうシーンが目立ちました。それでも本当に決定的なシーンは作らせなかったので、スイス相手によく守ったという見方も出来るでしょうか。


ポジティブだった面としては、やはり大島はかなりいけそうです。中盤のスペースで前を向いて受けるのが非常に上手くて、そこからの展開力も優れているので大島が前を向いたときはもっともチャンスの香りがしました。この大島が良いコンディションで本番を迎えられるかどうかは大きそうです。


あとは長谷部があのチーム相手にフル出場問題なかったこと。酒井宏樹の怪我も大丈夫そうだったところもよかったでしょうか。4-3-3なら酒井宏樹は使いたい。


チームとしてもスイスを相手にしてもそれなりに攻撃の形は作れています。


ネガティブな面としてはやっぱり宇佐美がけっこう厳しいですね。とにかくひたすら足元でボールを要求して、ボールが出てこなくて天を仰ぐみたいなシーンのオンパレードなので、あれだと厳しいんですよね。


なので左サイドはポジショニングの上手い香川か縦のスペースを狙える岡崎の方が良いと思います。もしくは原口左で宇佐美右というクラブチームで結果を出している形でしょうか。宇佐美は右サイドにして縦へのプレーを強制すると上手く動けるのかもしれません。


4-3-3にするならやはり久保か浅野は入れたほうがよかったですね。このチームは相手のDFラインの背後のスペースを狙える選手がいないのが問題で、相手のDFラインに対してスプリント勝負を仕掛けられる選手が控まで見渡してもコンディション不明な岡崎と、ワントップのバックアップとしてサイドでは使いづらい武藤しかいないのが厳しいです。


次のパラグアイ戦では左で乾が先発するかもしれません。ただ日本代表にドリブラータイプの乾がハマったことがいままでないので、それでどうなるかですね。この試合では宇佐美に比べれば乾が入ってからの方が攻撃が活性化していたので、パラグアイ戦で乾を見て左サイドをどうするのかがしっくり決まるといいのですが。


西野監督にとっては宇佐美は思い入れのある選手だと思うので、この宇佐美をなんとか出来るかがオフェンス面でのポイントだと思います。


あとは、大迫のコンディションが悪そうでした。逆に武藤はなかなか動けてそうなので、どちらを使うかは西野監督の頭のいたいところでしょうか。とにかく時間がないのでそろそろレギュラーを固定して連携を深めていかなければなりません。


本田はやはり及第点。大島を前にいかせて自分が大島の後ろをカバーしたり、宇佐美を中央にいかせて左サイドに開くとかいろいろ考えてやってそうな感じはうけましたし、中盤のリンクマンとしては仕事は果たしていました。ただとにかく宇佐美があれで左サイドに何の動きもない状況だとパスコースもないし厳しい感じもしました。


ゲームメークは大島がやってくれるので、より危険なエリアでのプレーを好む香川も先発で見てみたいです。


もっと根本的には「え、4-3-3でやるの?」っていうところもいただけないところです。僕囲碁好きなんですけど、囲碁だとたとえ悪手だろうととにかく一度打ってしまった手を生かしていくという考え方があるのですが、ガーナ戦で3-6-1をやってしまった以上は、そしておそらくメンバー選考も3-6-1をベースにやってしまった以上は、3-6-1でいくのがベストだったと思います。


とにもかくにも、スイスと試合出来たことは非常によかったと思います。グループリーグも強豪揃いですが、スイスほど完成されたチームはいないと思うので、このプレースピードに少しでも触れられたのはよかった。

トマトとブロッコリのパスタつくった

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  1. トマトを細かく切る
  2. ガーリックオイルを作る
  3. トマトをフライパンに投入して油となじませる
  4. パスタをゆでる
  5. ゆで汁をフライパンに1お玉くらいいれて強火で乳化させる
  6. フライパンの火を止める
  7. パスタをフライパンに投入してソースとからませる
  8. 塩とエキストラヴァージンオリーブオイルを投入してからませる
  9. お皿に盛る。パスタは巻きながら高く積み上げると良いらしい。
  10. ブラックペッパーとエキストラヴァージンオリーブオイルを適量かける


ペペロンチーノに具材ちょい足しパスタは楽で美味しいです!