2010年代によく聴いた音楽

時はすっかり2020年代に突入してしまった。2010年代振り返りみたいなことをやりたいと思いつつ2020年1月ももう終わろうとしているのだけれど、まずは2010年代に好きだった音楽をまとめてみたい。


人間、30代になると新しい音楽を聴かなくなるとよく言われるものだけど、それなりに新しい人たちの音楽も聴けていると思う。ただ、やはり(10年後には古くなってしまう)音楽のモードのようなものに乗っかり続けるのは10代20代のパワーがないと厳しく、聴く音楽はなんとなく歴史を汲んだようなものが多くなる。2010年代の代表的なJPOPアーティストというと米津玄師になりそうだけれど、良い曲だとは思うけどモードを聴きつづけるのはしんどいものなのです。


Chouchou

今一番よく聴いているアーティスト。たしか日本のエレクトロニカが聴きたいなあと思って色々調べてたらChouchouに出会って、あまりの良さにすぐにアルバム全て購入した。とにかく綺麗なという形容がよく似合う。綺麗な歌声、綺麗なメロディ、綺麗な範奏、そしてYoutubeにアップされている数々の綺麗な映像。それでいて、使っている音色はどんどん先進的になっていっている。

特にLUNARIAという曲には思い入れがあって、2010年代で1曲選べといわれたら迷わずChouchouのLUNARIAと答えるだろう。きっとChouchouは一生聴くんだろうなという予感があって、大人になってからそういう音楽に出会えるというのは幸せなことかもしれない。

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Kalafina

ゼロ年代に引き続いて、2010年代前半もアニソンをよく聴いていた。Kalafinaのことは空の境界から知っていてsprinterが好きだったのだけれど、AnifalakさんというKalafinaコピーバンドのライブを観に行ったことがきっかけでめちゃめちゃ聴くようになった。残念ながらSMAP状態になって今は解散状態にある。ただこのグループの3人のハーモニーは素晴らしかったので、必然的な流れで、そのうち復活するんだろうと思っている。


個人的にはやはり1stアルバムのseventh heavenが秀逸だと思うけど、2010年代リリースのものだとneverendingは本当に好きな曲で、解散する前にライブで聴くことが出来たのは本当によかった。

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School Food Punishment

2010年代前半にとてもよく聴いていたバンド。2010年にリリースされたamp-reflectionは名盤。キャッチーなメロディと先進的な電子音をメインにしたアレンジの融合が素晴らしい。残念ながら2ndアルバムをリリース後、音楽性の不一致的なもので解散してしまっている。


代表曲はlight playerだろうか。この曲は本当にかっこよくて、2010年代に聴いた中で一番かっこいい曲はなんじゃろなと考えると、このlight prayerが頭に浮かぶ。

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VAMPS - HYDE

昔から好きなラルクアンシエルがあまり活動しなくなった2010年代だったけど、ボーカルのhydeは精力的に活動を続けていた。VAMPSというバンドを組みよりハードな音楽を指向し、現在では海外のコンポーサーの元でアメリカツアーをやるためにVAMPSを休止してソロ名義での活動を数多く行っている。

僕もしばらくラルクからは遠ざかっていたのだけど、色々あって今はラルクのおっかけみたいな感じでライブがあれば足を運んでいる。

2018年から開始されたソロ第一弾の「WHO’S GONNA SAVE US」はなかなか意欲作で、4つ打ちからサビでハーフタイムになるという、現代の音楽の世界的なモードになっているEDM/ダブステップ的なものをバンドでやろうとしている。これがとてもかっこいい。

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YUC'e

YUC'eを何で聴き始めたのかもうよく覚えていないのだけど、何かの拍子にmacaron moonに出会って、一時期はKawaii Future Bass的なものばかり聴いていた。YUC'eは激しいリズムと大胆な音色の上にポップなボーカルが乗っていて、そのアンバランスさがクセになって聴きはじめると抜け出せない。

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binaria

ゼロ年代の頃からsupercellでもおなじみの「やなぎなぎ」さんが好きだったのだけど、binariaやなぎなぎさんが参加している同人ユニット。ボーカルはやなぎなぎさんとAnnabelさんが務めている。やなぎなぎさんはソロ名義でも活動しているのだけれど、そっちの方は色々なコンポーサーやプロデューサーがついて商業音楽を指向している一方で、binariaやなぎなぎさんのシンガーソングライターとしての面が強調されていて、ソロ名義よりもやなぎなぎさんらしい音楽が聴ける。

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Ryoko Anan

2010年代前半の頃にJazzy Hiphopというのが流行して、色々聴いてみた中で阿南亮子さんの曲がすごく好きになった。元々は作曲家/ピアニストで、誘われてJazzy Hiphopを作ってみたらしい。阿南さんの綺麗なピアノの旋律とHiphopのリズムが融合してめちゃ良い。阿南さんはJazzyHiphopの他にもテレビ番組の音楽も作っていて、そちらのサントラもとてもよかった。

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King Gnu

2010年代最後の年に知り合いにめっちゃ勧められてけっこう聴いたバンド。2019年の紅白にも出場をしていて、今一番勢いのあるバンドになるのかもしれない。馴染み安い綺麗なメロディをJazzyなバンドアレンジで聴かせる。東京事変が思い起こされる。このバンドのギターがけっこう好きで、どう弾けばどんな音が鳴るのか分かっていて上手いと思う。

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まあ、この辺りだろうか。曲単位だと他にも色々聴いたのがあるけど、アーティスト単位でたくさん聴いたなあと思ったのをまとめてみた。


あと、2010年代はユーフォの影響で高校吹奏楽をめっちゃ聴いたなあ。

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