非モテコミット

僕は10年以上前から藤沢数希さんの金融日記のファンで、途中からなんか恋愛工学とかいう怪しい感じになっていきまして、まあ賛否ある恋愛工学の良し悪しはおいといて、「非モテコミット」はすごい言葉を発明したなと思っているわけです。


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非モテコミットはやばいです。なぜならば以下の流れで単に失礼なことになりやすいからです。


①一人の女性を好きになる
②その人の事ばかり考え始める
③いろいろ妄想し始める
④いつの間にかその相手の別人格が妄想上に爆誕している
⑤現実の相手と妄想上の相手とのギャップに失望する(=上手くいかないのを相手のせいにする)


この人に決めた!みたいにコミットするとこういうことになると思うんですよね。このうち⑤までいくと論外ですけど、④もけっこう失礼なことをしてると思うんですよね。相手の人格を都合のいいように二次創作しているわけですから。


だから③のところでぐっとこらえる必要があるのですが、ここで踏みとどまるのがなかなか難しいのです。それならば最初から一人の相手に決めるんじゃなくて、複数の女性との可能性を作っていくのが、④に陥らないための楽な方法なんじゃないかなって思います。


最近の僕はなんでもかんでもこれは否定神学だろうかと考えてしまうのですが、相手の子と上手くいく幸せな空想を勝手に作り上げて、だけどその空想が現実のものにならなかった時に、その理由を相手に求めるみたいなことをし始めると、これは否定神学的ですね。フラれて怒り出す人よくいますよね。