大人たちが失っているものは好奇心ではなくポテチとコーラなのではないか

せっかくAmazon Prime Video会員になっているもののあんまり使ってなかったので、今年は映画たくさんみよって思ったわけです。でも実際のところ得体の知れない映像を2時間みるってなかなかハードルが高いですよね。俺これいけるのか?みたいな。でも思い返してみると昔は家で映画見るの単にめっちゃ楽しみだった気がするんですよね。


この変化はなんでやろと考えてたら思い出したわけです。昔は映画観ようと思ったら、レンタルビデオに借りにいったついでにポテチとコーラを買ってね、飲んだり食べたりしながら観てたわけですよね。もうこれはポテチとコーラを美味しく食べるために映画を見ていたといっても過言ではない。


でも歳をとってくるとポテチとコーラとか食べてる場合じゃないと、そりゃ単に悪いことだとどこかで学ぶわけですよ。たしかにどう考えても体に悪い。でも単に悪いことを排除した結果として、一緒に映画とかを観ることも無くなっていったわけですね。やっぱり僕らの人生ってとんでもない複雑系の中にあるので、単に悪いとか思ってる事が他の何に影響しているのか分からないですよね。


だから何が言いたいかというと、僕はもうポテチとコーラを諦めないということです。みんなダメだダメだというけれど、実は話してみたら良い奴かもしれない。そんなことってよくありますよね。だから色々な事にだんだん興味を失っていく大人たちにとって、ポテチとコーラをもう一度手に取ってみることが大切なのかもしれません。